ニュース 2019.09.12 Facebook社、ミャンマーの不正アカウントを大量に削除
Facebook社は現地時間8月21日、FacebookおよびInstagramで不正行為に関与したとみられるアカウントやページ、グループなどを削除したことを発表した。
ミャンマーに関連したアカウントやグループが大量に削除されるのは今回で4度目となり、今回削除されたのは89のFacebookアカウント、107のFacebookページ、15のFacebookグループ、5つのInstagramアカウントだ。
Facebook社によれば、おおよそ90万個のアカウントが今回削除されたページの1つ以上をフォローし、約6万7,000のアカウントがこれらのグループの少なくても1つに参加していたという。
ミャンマー軍によるプロパガンダか
削除を行ったアカウントに対してFacebook社は、ミャンマー軍に関連するユーザーが合法的なニュースや娯楽コンテンツを頻繁に転用して、犯罪や民族関係、有名人などを含む国内のトピックについて投稿していたとの見方を示している。
今回削除された投稿の一例(出典:Facebook Newsroom)
Facebook社のセキュリティチームは、ミャンマーのFacebookコミュニティを安全に保つためにの継続的な調査行っており、ヘイトスピーチやフェイクニュース への対策としてツールの開発やテクノロジーの最新化など取り組んでいく姿勢を見せた。
【関連リンク】
・Taking Down More Coordinated Inauthentic Behavior in Myanmar(Facebook Newsroom)
https://newsroom.fb.com/news/2019/08/more-cib-myanmar/
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock