ニュース 2019.08.29 Google Chromeに脆弱性発覚、修正版にアップデートを
アメリカのセキュリティ対策組織であるUS-CERTは、7月30日にリリースが行われた最新版の「Google Chrome 76」対して脆弱性が存在していることを発表した。
この脆弱性が悪用されると、攻撃者からの攻撃を受けたシステムの制御権が乗っ取られる危険性があるとされているため注意が必要だ。
最新版へのアップデートを
グーグルは現地時間の8月6日、セキュリティ問題への対応を中心としたメンテナンスアップデートを行なった「Google Chrome」の最新安定版となるv76.0.3809.100を公開した。
脆弱性に関する詳しい情報は次のページから確認することができる。
https://chromereleases.googleblog.com/2019/08/stable-channel-update-for-desktop.html
使用しているGoogle Chromeのバージョンについては、メニューから「Google Chromeについて」を選択することを確認することができる。
Google Chromeのバージョン確認画面
Google Chromeの更新を行う場合には、画面右上の「その他」アイコンをクリックし「Google Chrome を更新」をクリックしてから再起動を行なおう。
【【関連リンク】
・Stable Channel Update for Desktop(Chrome Releases)https://chromereleases.googleblog.com/2019/08/stable-channel-update-for-desktop.html
・Google Releases Security Updates for Chrome(CISA)
https://www.us-cert.gov/ncas/current-activity/2019/08/08/google-releases-security-updates-chrome
TEXT:セキュリティ通信 編集部
PHOTO:iStock
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